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「しまんと海藻エコイノベーション共創フォーラム」を開催

高知大学を代表機関として、京都大学などの学術機関、理研食品株式会社などの企業、四万十市、高知県が共同提案した「しまんと海藻エコイノベーション共創拠点」が、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)による令和6年度「共創の場形成支援プログラム(COI-NEXT)」の地域共創分野(育成型)に採択されました。

本プロジェクトは「海藻を基盤にしたイノベーションにより持続可能な地域産業と地域社会を創造する」をビジョンとして、四万十市を拠点としながら環境保全活動、ビジネス創出、人材育成を行うとともに、本プロジェクトに多くの企業や研究者が参画する場としてコンソーシアムを組成、その研究・成果を発信する場としてフォーラムを定期開催していきます。

本プロジェクト、各研究テーマ、コンソーシアムにご興味のある方は、是非フォーラムにご参加ください。

イベント概要

開催日時

2025年4月22日(火)(開場17:30)

形式

ハイブリッド

※オンライン参加の方は、参加申込の上、下記よりご参加ください。

【URL】

https://us02web.zoom.us/j/81215825407?pwd=W2HKN4U3KrNwxxeUtbaNjuvpdBFDN2.1

会場

SAKURA DEEPTECH SHIBUYA

参加費

無料

主催

国立大学法人高知大学

しまんと海藻エコイノベーション共創拠点

登壇者情報

  • 四万十市 市長
    中平 正宏 氏
    平成11年 JA高知はた理事、平成14年 西土佐村村議会議長、平成15年 西土佐村村長、平成17年 四万十市副市長を経て、平成25年 四万十市長就任。今回の共創拠点のフィールドとなる四万十市の魅力、共創拠点への思いについてお話しします。

    【Researcher Pitch:四万十川の海苔資源回復と世界最先端の陸上養殖技術の研究開発】
    平成11年 JA高知はた理事、平成14年 西土佐村村議会議長、平成15年 西土佐村村長、平成17年 四万十市副市長を経て、平成25年 四万十市長就任。今回の共創拠点のフィールドとなる四万十市の魅力、共創拠点への思いについてお話しします。

    【Researcher Pitch:四万十川の海苔資源回復と世界最先端の陸上養殖技術の研究開発】
  • 高知大学教育研究部総合科学系黒潮圏科学部門 教授
    平岡 雅規 氏
    地球温暖化の影響等により、四万十の河口で採れる天然のスジアオノリは激減、網養殖されるヒトエグサも同様で、産地消滅とも言える事態に。ご当地だけでなく世界的にも海藻資源が減少している。平岡教授が 長年培った技術は四万十エリアの産地復活につながるだけでなく、陸上 養殖を通じた商業化や環境保全にも寄与するものである。今後、更にメンバーも募り、産学官による海藻エコイノベーションを実現したい。

    【Enterprise Pitch:大学の研究成果を産業実装へ ―高知大学方式による、海藻を陸で育てる取り組み―】
    地球温暖化の影響等により、四万十の河口で採れる天然のスジアオノリは激減、網養殖されるヒトエグサも同様で、産地消滅とも言える事態に。ご当地だけでなく世界的にも海藻資源が減少している。平岡教授が 長年培った技術は四万十エリアの産地復活につながるだけでなく、陸上 養殖を通じた商業化や環境保全にも寄与するものである。今後、更にメンバーも募り、産学官による海藻エコイノベーションを実現したい。

    【Enterprise Pitch:大学の研究成果を産業実装へ ―高知大学方式による、海藻を陸で育てる取り組み―】
  • 理研食品株式会社 取締役・原料事業部長
    佐藤 陽一 氏
    いま世界中で海藻養殖が注目されている。特に平岡教授が開発した「胞子集塊化法」は生産性が極めて高い、特筆すべき技術である。岩手県の陸前高田市で陸上養殖を開始し、周年生産も出来るようになった。本事業はブルーカーボンへの効果に加え、牛のゲップからの温室効果ガスの削減、海藻を使った代替食料やプラスチックなど、大きな可能性を秘めている。一方で、漁業の持続可能性に対する国別の認知度調査によると、日本は極めて低い位置にある。地域に根差したボトムアップ教育の必要性も感じるところであり、産学官で取り組んでいきたい。

    【Startup Pitch:アオノリで地球を救う】
    いま世界中で海藻養殖が注目されている。特に平岡教授が開発した「胞子集塊化法」は生産性が極めて高い、特筆すべき技術である。岩手県の陸前高田市で陸上養殖を開始し、周年生産も出来るようになった。本事業はブルーカーボンへの効果に加え、牛のゲップからの温室効果ガスの削減、海藻を使った代替食料やプラスチックなど、大きな可能性を秘めている。一方で、漁業の持続可能性に対する国別の認知度調査によると、日本は極めて低い位置にある。地域に根差したボトムアップ教育の必要性も感じるところであり、産学官で取り組んでいきたい。

    【Startup Pitch:アオノリで地球を救う】
  • 高知大学教育研究部総合科学系複合領域科学部門 准教授
    株式会社ウルバ 代表取締役
    難波 卓司 氏
    「アオノリで地球を救う」をビジョンに掲げ、会社を設立した。CO2 の排出、海水汚染、高齢化社会における健康の維持、人口が増える中での食料不足、脱石油のためのバイオプラスチックやバイオ燃料など、これらをアオノリで解決したい。幸い、藻類養殖技術は平岡教授が確立しており、日本各地で展開している。アオノリに含まれる成分を余すことなく使っていきたい。さらに、夢は宇宙事業。例えば宇宙船や水のある惑星におけるアオノリ生産など。アオノリが地球外での人類の生存を助ける一つの選択肢になるかもしれない。100 年後、200 年後の世界に繋がることを夢見て、研究を続けている。
    「アオノリで地球を救う」をビジョンに掲げ、会社を設立した。CO2 の排出、海水汚染、高齢化社会における健康の維持、人口が増える中での食料不足、脱石油のためのバイオプラスチックやバイオ燃料など、これらをアオノリで解決したい。幸い、藻類養殖技術は平岡教授が確立しており、日本各地で展開している。アオノリに含まれる成分を余すことなく使っていきたい。さらに、夢は宇宙事業。例えば宇宙船や水のある惑星におけるアオノリ生産など。アオノリが地球外での人類の生存を助ける一つの選択肢になるかもしれない。100 年後、200 年後の世界に繋がることを夢見て、研究を続けている。

タイムテーブル

18:00

Opening Talk1 〜What is SHIMANOVA? しまんとで何が起きるのか〜

「しまんと海藻エコイノベーション共創拠点プロジェクトとは?」

高知大学教育研究部総合科学系複合領域科学部門 准教授 難波卓司

18:15

Opening Talk2 〜What is SHIMANOVA? しまんとで何が起きるのか〜

「共創拠点・四万十市の紹介」

四万十市 市長 中平正宏

18:30

Researcher Pitch 〜大学・研究者による発表〜

「四万十川の海苔資源回復と世界最先端の陸上養殖技術の研究開発」

高知大学教育研究部総合科学系黒潮圏科学部門 教授 平岡雅規

18:50

Enterprise Pitch 〜企業による発表〜

「大学の研究成果を産業実装へ ー高知大学方式による、海藻を陸で育てる取り組みー」

理研食品株式会社 取締役・原料事業部長 佐藤陽一

 

19:10

Startup Pitch 〜スタートアップによる発表〜

「アオノリで地球を救う」

株式会社ウルバ 代表取締役 難波卓司

19:25

Closing 〜しまのばからのご案内〜

19:30

オンライン配信終了

19:30

Networking 〜共創の場〜(現地のみ)

20:00

閉会

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